リハプログラムが多すぎる?組み方・考え方・変え方のポイント

からだづくり

はじめに

前の投稿で、理学療法士としての働いている意味や、やりがいを見失いがちだったY子は、先輩の助言でやっていることの効果を判定する手順を学んだ。

その時、リハとして実施しているメニューの多さにも指摘が入り、そのことを確認するとことから始まる。

前回、効果判定することの大切さを教わりました。
最初からメニューが多いことも効果判定しにくいといわれましたが、
詳しく教えてくれませんか?

 

おお、では、前回の方「躓いて転倒を繰り返す方の予防として訪問リハが入るケース」で考えましょう。

お願いします。

躓く・つま先が上がらない理由に、つま先を起こす筋力の低下があると考えたみたいだけど、他にもある?

はい、それで、反対側の支えも悪いと、足を引きずりやすくもなってしまうし、片足で支える力の強化もしています。

なるほどね。それで、両方やって、歩いてみた。そして良くなってたとすると、どっちを続けたらいいの?

 

え?どっちもすればいいのでは?…

効果あるメニューを選ぶ大切さ

 

時間は有限だし、できることなら、やることは少ない方が楽じゃない?

例えば、カップラーメンだって、お湯注ぐだけでいいのと、カヤクを別でいれなきゃいけないのとで、美味しさ変わらないなら、楽な方選ぶでしょ?

確かに。

この場合なら、つま先あげ→効果判定、支える強化→効果判定と、それぞれ別で見た方が確実だよね。

なるほど。でも先輩、実習の時、コロコロ姿勢変えたら注意されたんですけど…。

実習で求められること、臨床で求められることの変化

 

それはね、別の問題なんだよ。

実習生という、資格のない立場、不慣れで評価・プログラムもテキパキ行いにくい中で、姿勢を変えさせる患者さんへの負担と、学生の効率の悪さが目立ってしまうしでないかな?

実習では、同じ姿勢でできる評価・メニューを提供するのは素晴らしいこと。そうできるよう、準備をしてきてる証拠でもあるしね。

だけど、実際の臨床では、仮説を検証して効果あるメニューを提供することの方が大切じゃないかな。

そういわれれば、そうですね。

さらにね、さっきはうまくいった場合に、どっちのメニューがより効果的かを判定しようねという話だったけど、逆の場合もある。
3つも4つも行って、期待する変化が出なくて、次の時に総入れ替えのメニューというのも、リハをしている患者さんも混乱するよね?「この人、毎回違うことする…」って思われるかもしれない。
さらに、自主練習を組む時なんて、数が多いほど、やらなくなってしまうし、この人の課題に効果的なものは何か?
という問いを自分にして、かつ適宜確認することは大切だよ。

本当ですね。

ある程度、効果的なものがわかってきた中で、どうしてもメニューが多くなった場合は、同じ姿勢でできるメニューは続けてやれた方がいいけど、それは、実習の時とは同じことをしているように見えて、意味合いは全然違っているよね。

確かに!そうなると、もっといいものを!って私もやる気をもってできそうです。

おお、それはよかった。

まとめ

・効果判定をすることになれたら、可能な限りプログラム毎の変化を確認しよう。
・そうすることで、患者さん・利用者さんの状態に合わせたプログラム変更をスムーズに行えるようにしよう。
・メニューの多さ自体が問題ではなく、それぞれのメニューが、その方に本当に必要で、期待する効果が出ているのかを意識することが大切。

 

いかがでしたか。

私自身、1年目から諸先輩方の沢山の指導・助言をいただき、自分の頭で考え修正をしていく理学療法業務がとても楽しいものになりました。
しかし、多様な働き方のある中、上司にうまく相談できない。
臨床の話が職場で十分にできない。
学びに行こうにも何から学べばいいか分からない。
シフトの都合で研修参加が難しい。
行きたいにせよ、費用が…(私の住んでいる北陸も研修自体多くはなくて…^^;)
と、療法士の成長のチャンスを十分に生かしきれず、日々過ごしてしまうことへの焦りや葛藤を持っている後輩にも何人もあってきました。

その中で、共通した、同じ悩み・課題にも出会います。
たまたま覗いたあなたのヒントにもなればいいなと思い、発信しています。

 

「こんなことも聞いてみたい」があれば、気軽に質問ください。

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