デイサービスで食事や作業を快適にするために必須!姿勢のポイント

からだづくり

はじめに

あなたのデイサービスで、食事に時間がかかる、姿勢が気になる作業が中々はかどらない…そのような方はいませんか?

勿論理由は様々でしょうが、机・椅子の高さがあっていないことがあります。

それらのチェックポイントをまとめます。基本的に、姿勢は足元から見ていきましょう!

先に、なりがちな姿勢のイメージです。

 

チェックポイント①足の裏全体が、床につくか?

ある程度、自立度の高い方であれば、そんなに気にしなくてもいいかもしれません。

しかし、利用される高齢の方は、ささいな変化で、できることが大きくかわることがあります。

車いすを使っている方でも、食事や、机上作業など、しばらく移動しない場合は、車いすのフットサポート(足乗せている台)から降ろしましょう。

チェックポイント②膝は90度程度曲がっているか?

足の裏を付けた後、その足が投げ出すような姿勢(90度以上伸びている)だと、体はどんどん後ろに倒れていきやすいです。その状態で、腰を立て、背筋を伸ばすというのは、結構大変です。

※足の裏がしっかりついているなら、90度にこだわりすぎる必要はありませんが、伸ばしすぎは×です。次にあげる、膝とお尻の関係も併せてチェックしましょう。

チェックポイント③膝とお尻の線は、地面と平行か?

デイで用意してある椅子よりも、大柄な方に多いトラブルです。足が長いと、膝がお尻よりも高くなりやすいです。そうすると、

1)太ももの接地部分が減り、不安定になりやすい
2)上体が後ろに倒れていきやすい
3)まっすぐな姿勢を保つのに、多くの力を必要とする→疲れやすい

といったデメリットがあります。
その方用の椅子を買う必要はありません。
お尻と、膝が平行になるよう、クッションを敷くことで調整をしましょう。

チェックポイント④骨盤を起こせるか?

①~③を整えると、背もたれをどうしても使ってしまう方も、骨盤を起こすことができる方もいらっしゃいます。非常に安定した、いい姿勢ではあるのですが、ある程度、筋肉や感覚を使うため、不慣れな方は疲れやすいです。

解決策としては、おしりの後ろに、バルタオルを入れると、力のない方でも実施しやすくなります。

 

チェックポイント⑤背もたれと背中の隙間が広すぎないか?

小柄な方によくみられる問題です。④の姿勢は、長時間行えるものではありません。いい姿勢といえども、同じ姿勢を取り続けることが、身体にとってはよくないため、こまめに休むことも大切です。

この時、背もたれが遠いと、後ろに倒れて、そこから戻ってこれなくなり、骨盤は倒れ、膝は伸び…という姿勢になりやすくなります。

解決策は、③の時同様、背もたれにクッションです。握りこぶし1個分くらいの隙間か、④の骨盤を起こした状態で、クッションに触れるくらいがちょうどよいでしょう。

チェックポイント⑥机の高さは、肘の置き方でチェック!

最後は、机の高さです。脇を開けすぎず、肘先を自然と机に置いた時に、①~⑤の姿勢を保てていればOKです。

しかし、低すぎると背中を丸めたり(円背の助長)高すぎると脇をあけ、肩に力を入れての食事や作業になりやすいです。

手や首・頭は比較的動かしやすいのでなんとかなっているこもあるかもしれません。

しかし姿勢を保つというのは地味に筋肉を使っているため、余計に疲れやすくなり、それが食事や作業の進行に影響することもあります。

最初のイメージを環境調整してみると…

本人が訴えることがなくても、試しにチェックして、楽かどうか尋ねると、「確かに楽!」となることもあります。

また、あまり自分の感覚に気づきにくい利用者さんの場合は、食事にかかる時間や、不穏の発生する頻度など、他者が外から評価できるもので、変化を確認すると良いです。

 

いかがでしたか?参考になれば幸いです。

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