「発達障害かも?」と思った時、就学前に親と支援者が知っておきたい事

育児

先日、こんな本を読みました。

発達障害支援のマイルストーン―就学支援を中心に―

その中で、本田秀夫先生が書かれた内容が、どうしてもシェアさせていただきたく、こちらに残します。

※本田秀夫先生について詳しく知りたい方はこちら↓

石川県白山市で講演会もあります!(僕は参加予定でして、後日upしたいと思います。)

就学前に知りたい2つの大前提

今の発達障害(または似た課題)を抱えた子(ここから先は「発達障害児」と書きます)の就学(小学校への入学)を考える際の前提が2つある、といいます。

 

1.発達障害児に何の配慮もなく就学をすると、2次障害のリスクがあがる

2.発達障害児の保護者の多くが、就学前に密な支援をうけなければ、我が子が通常学級に何の配慮もなく入ることを、むしろ希望する

発達障害そのものの対策も、その子の将来を考えると大切ですが、周りと同じを求められすぎて、一番味方でいてほしいはずの親までが敵のようになってしまうと、子どもの自己肯定感は大きく損なわれてしまいますよ…と。

それは避けたいはずなのに、就学前に支援を受けてないと、周りと同じでいれるように、目立たないようにすることを目標にしてしまい、余計に自己肯定感が下がってしまいますよ…と。

就学前に保育園などの関係機関と連携することで、密な支援を受けると、

・その子の得意が伸ばせること、またそれは
・小・中学校に要望としてお願いできること を知ると、親も味方として、その子なりの道を歩むサポートができます。

しかし、基本的には大前提2.にある

発達障害児の保護者の多くが、就学前に密な支援をうけなければ、我が子が通常学級に何の配慮もなく入ることを、むしろ希望する

状態ですので、保護者に対する発達障害に対しての知識の伝達と、心理的サポートが必要だといいます。

 

発達障害児の親への心理サポートが必要な理由

本田秀夫先生は以下のように書いています。

既存の社会システムに順応すること を保護者自身が目標にしている場合があります。

そうなると、「既存の社会システムに順応すること」を求めず、その子の独自の適応の道を探すこと自体が、保護者のストレス・場合によってはトラウマになりうる場合があります。

本来は、既存の社会システムでなかろうと、その子なりにコミュニケーションがとれて、日常生活を送れることが大切なはずです。

しかし、確かに今まで言葉にせずとも、自分ががんばってしてきたことを、我が子には「しないでおきましょう。」とだけ言われたら、「え??」ってなりますよね。

特に努力を重ねて、成長して今の自分を作ってきたという自負があればなおさら、

「そんなんでは社会で生きていけない!!」となってしまいそうです。

僕の解釈

人生のゴールは自分の目指す山を登ることだとします。

もちろん、とんでもなく高い山を登りたい人もいれば、

なんとなく目の前に見えた山に登る人もいます。

登る時には一人で黙々と上る人もいれば、

仲間いっぱいで和気あいあいと、のんびりと登る人もいます。

一度登って、新しい山を探す人もいれば、同じ山をより細かく知ろうとする人もいます。

しかし、育児や教育の目標は、いわゆる一般的な人たちにとっての

「上りやすい道を通って、言われた山に登ること」がゴールだと勘違いされやすい。

ここが不幸の始まりなのではないかと。

たいていの人には上りやすくされた階段の高さも、そこまで足のあがらない人にとっては苦痛、というか登れません。

もしかしたら、その横には、ルートは違えど登ることのできる斜面だってあるかもしれない。

「登りやすい道」だと思っていたけど、登れない人がいて、近年、違う道の方がいいよねということも知られ始めています。

しかし、道を知らずに、言われた道をわが子が登れないとなると、無理にでも登らせようとしたり、つまづくわが子を責めてしまったり、視野がどんどん狭くなってしまうのではないでしょうか。

まとめ 相談窓口一覧と、書籍紹介

ただでさえ悩む育児。関わる大人は減る一方。子供が、

私、ちょっと他の子と違うかもしらん

なんていう訳ないです。

気になることは遠慮なく、しかるべき機関に相談しましょう!

「発達障害者支援センター」

「児童相談所」

「子育て相談窓口」~子供がいっぱい笑ってる様~より

【書籍紹介】 幼児期の発達障害に気づいて・育てる完全ガイド

福井県では、統一して使用されている評価の元ですね。

就学前の気づき方、対応について書かれています。

発達障害の子の脳を育てる運動遊び 柳沢運動プログラムを活用して

発達障害と運動の関係についての理解が深まるとともに、遊びながら訓練ができます。

設定などが、就学前の子向きに感じます。

 

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