地域包括ケアシステム~各職種の役割~

からだづくり

はじめに

地域包括ケアシステムとは

医療・介護職なら聞いたことある言葉です。超高齢化社会を迎える僕らにとって、大事な医療・介護で目指しているものです。

厚生省のHPでは

2025年(平成37年)を目途に、
高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、
可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができる

ために作られるものとあります。

ただ、正直理解できなかったんです。もっともらしいことではあるのですが、

で、僕らは何をすればいい?

という感じでした。

 

それが「なるほど!」と理解できたのは以前参加した「三菱UFJリサーチ&コンサルティングの岩名礼介さんの研修」でした。

この研修自体、満員御礼だったのですが、地域の医療介護職はもっともっと多いので、

ここで共有できればと思います。

住み慣れた地域 とは

土地のことなのでしょうか?

同じ場所でも、人が変わったらどうでしょうか?

住み慣れたとは、言い難いですよね。

これがいっているのは、知った人に囲まれた生活ができること
つまり、
なじみの人間関係のこと

自分らしい暮らし とは

これが自分スタイル!といえるカッコいい・崇高な生活ってあるのでしょうか?笑

最も落ち着く家での、家族以外に気をつかわない生活というのは
「マイペースに生活できる気楽さ」なのではないでしょうか?

そして、この2つは、基本的には「日常」なのではないでしょうか?

僕らにとって、日常が脅かされる1番の出来事

それは、病気・ケガです。ご高齢になれば、なおさらです。

その時にお世話になる病院は、これぞまさに「非日常」です。
医療というサービスを集中的に提供するには、みんな自由だと難しい。
だから、ほぼ病院の都合で生活が決まります。それは病院の特徴です。

軽い病気なら、また退院し、日常に戻れます。
しかし、
日常に戻ることが難しいけど、非日常な病院にはずっといれない

だから、中間的な施設ができてきたという日本の歴史があります。

この日常⇔非日常のいったりきたりの矢印を、「日常にできる限りいられるようにする」ことを、地域包括ケアシステムといっている。

僕はとても納得できました。

ここまでを図で示すとこんな感じです

(HPから拝借OKとのことでしたが見つけられず…自作でご勘弁ください。)

 

さらに、
この大きな仕組み全体の中で、医療介護職の担い方に特徴があります。

地域医療での各職種の役割とは

各職種といいつつ、介護・看護・リハの3つで恐縮です…。

介護職:↓(その位置を継続するための支援)
看護職:×←(入院という非日常にいかせないための支援)
リハ職:→(日常で生活するための力と知恵を提供する支援)

それを図にすると、こんな感じ。

入院リスクの高い方は、看護師による入院に至るような状態悪化を未然に防ぐ生活が必須。

 

ある程度落ち着いている、支援が必要な部分は、介護職による日常的なケアが欠かせない。

 

より日常に戻っていくための、環境の工夫、身体機能の改善・必要な日常生活動作の獲得にはリハ職の視点を。

これを、僕らの住んでいる街で、その実情に合わせて達成していく。

 

あなたの、また身近な人のケアの現状は、どの矢印が多いでしょうか。

どの矢印を増やしていきたいでしょうか。

 

お役に立ったら幸いです。

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